今回は、MAGNANNI（マグナーニ）のスウェード ローファーをご紹介します。
MAGNANNI（マグナーニ）は、3世代に渡って実直で丁寧な靴作りを継承するスペイン屈指の高級紳士靴ブランドです。マグナーニブランドの誕生は、学生時代から靴のパタンナーとしてデザインセンスにも長けた創始者の一人息子で2代目のパスクァル・ブランコ・マルティネスによるものです。それまでの会社方針の“よりエレガントなスタイルへの発想”から生まれました。高級素材のヌメ革で靴の原型を作り、工芸品領域までハンドフィニッシュでの後染めを施し、半中底と裏革を袋状へと仕立てることで優しいフィット感が得られるボロネーゼ製法を機軸に、軽さと屈曲性に富んだ快適でお洒落な靴を創出し、スペインのみならずアメリカやEU諸国、日本国内でも高い評価を得ております。最高峰の“セレクション”ラインを筆頭に、アッパーとソールの延長にある革ヒダを手縫いで縫いまとめたオパンカとボロネーゼ製法を組合わせた“オパンカ”ラインは世界中で話題を集めています。
前回、MAGNANNI（マグナーニ）のドレスシューズをご紹介しましたが、今回は、スウェード ローファーをご紹介します。
こちらも、銀座三越で、見つけました。最初は、ブラウンかベージュのどちらか一足のみを購入しようと、試着をしながら、あれこれ悩んでいました。さんざん悩んで、最終的には、一足に決めることができず、ブラウンとベージュのスウェード ローファーを二足とも大人買いしてしまいました。
ローファーも、MAGNANNI（マグナーニ）らしいロングノーズの艶やかなデザインとなっており、とてもカッコイイです。また、ブラウンは、深みのあるブラウンとなっていて、落ち着きがある色合いです。ベージュも、春先や夏でも活躍できる上品な色合いになっています。スウェードの毛足は短いタイプで、ビジネスカジュアルの時も、これぐらいのローファーであれば、普通に履いていけるのではないかと思います。ビジネスカジュアルの時でも、通常のビジネスシューズを履いている方もいますが、やはり、足元も少しカジュアルにしたいものですので、このようなローファーは活躍すると思います。また、表革のローファーもありますが、スウェード素材のほうが、よりカジュアル感が出ますので、おススメです。
MAGNANNI（マグナーニ）は、ドレスシューズのイメージが強いかもしれませんが、このようなローファーも、やはり個性的でいいと思います。もし、百貨店などでご覧になる機会があれば、ぜひ、手に取って見てみてください。おそらく、魅了されるのではないかと思います。
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