MAGNANNI(マグナーニ)ドレスシューズ

今回は、MAGNANNI(マグナーニ)のシューズをご紹介します。

美しいデザインの革靴と言えばイタリアブランドの靴が有名ですが、実は、スペイン靴はイタリアに匹敵するエレガントさを持っています。中でも、MAGNANNI(マグナーニ)が持つ優美性は、スペイン靴の象徴とも言えると思います。イタリアの有名ブランドのSANTONI(サントーニ)などと並び、MAGNANNI(マグナーニ)の靴も日本の百貨店などでも目にする機会が多くなりました。その人気の理由は、ボロネーゼ製法を施した快適な履き心地です。さらに、思わず目を奪われるそのデザイン性も魅力で、特にハンドフィニッシングによる色付けや発色の美しさ、ソールの土踏まず部分をアッパーに縫い付けた”オパンケ製法”などの意匠は、他に類を見ないデザインです。さまざまな趣向が凝らされたドレス靴で世界的に支持されています。MAGNANNI(マグナーニ)は、1954年に創業されました。創業者セバスチャン・ブランコ・アルドマール(Sebastian Blanco Aldomar)氏は、12歳の若さで靴工場で働き始め、以降数々のメーカーで靴づくりに携わってきた生粋の靴職人です。スペインの第一線で製靴技術を磨き上げたアルドマール氏は、44歳のときにスペインの小さな町、アルマンサに工房を設立しました。雇い入れた従業員はたったの5人でしたが、これがMAGNANNI(マグナーニ)の原点となっています。工房設立から2年後には、共同経営者にアントニオ・ガルシア・パストル氏を迎え、「ブランコ・イ・ガルシア」社を1956年に創設しました。当時のブランド名は「ブランガル」でした。パストル氏の優れた経営手腕もあり、「ブランガル」の名は、広く知れ渡ることとなりました。その後、創業者の息子パスクァル・ブランコ・マルティネス氏をヘッドデザイナーに迎えるとともに、ブランド名を「MAGNANNI(マグナーニ)」へと変更しました。これまで通りクラシックな靴を手がけながら、エレガントな路線も開拓し、MAGNANNI(マグナーニ)独自のスタイルが、徐々に確立されていくことになりました。

初めて、銀座三越で、MAGNANNI(マグナーニ)の靴を見た時、一目惚れして、購入しましたが、とても気に入ったので、その後、同一モデルの色違い黒の靴を購入しました。ロングノーズのデザインが、他ブランドにはないデザインとなっており、とてもかっこいいです。また、茶色の靴は、ビンテージ感のある色合いがとてもエレガントな印象を演出しています。

その後、MAGNANNI(マグナーニ)の代表的なデザインである”オパンケ製法”の茶色のシューズを購入しました。”オパンケ製法”は、デザインとしても、インパクトがあります。そして、一番、最近に購入したのは、黒のホールカットのドレスシューズです。こちらは、とてもシンプルなデザインですが、シンプルながらもどこか艶やかな雰囲気を醸し出しているのは、さすがMAGNANNI(マグナーニ)です。

どの靴も、とても気に入っており、定期的に磨いております。特に、ノーズをハイシャイン(鏡面仕上げ)にしてもらうようにしています。ハイシャイン(鏡面仕上げ)とは、靴のつま先やかかとの部分を、ワックスを使用して磨き上げ、部分的に光沢を鋭くしてトーンを出す仕上げ方法です。このハイシャインにすることで、さらに、MAGNANNI(マグナーニ)の靴が、艶やかになります。

MAGNANNI(マグナーニ)の靴は、パッと見ると少し派手なイメージがありますが、ビジネスでも十分に使用できると思います。逆に、これぐらいの靴のほうが、カッコよくて良いのではないかと思います。

「おしゃれは、足元から!」と言いますが、ピカピカに磨き上げられた靴を履くと、気分も上がります。また、靴を長持ちさせる意味でも、定期的な靴磨きは必須です。

とてもオススメのブランドです。今のところ、ビジネス/ドレスシューズは、他ブランドには浮気せずにMAGNANNI(マグナーニ)を購入しています。今後も、履いていきたいと思っています。

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